中田敦彦のYouTube大学は、なぜ面白いのか

 

「あっちゃんのトークから全てが学べる」

 

みなさん、こんにちは!まな太郎です。

 

中田敦彦のYouTube大学というチャンネルをご存知でしょうか?今年、開設をされたにもかかわらず、登録者数が現時点(2019.9.13)で100万人を突破している勢いがあるチャンネルです。

 

中田さんといえば、オリエンタルラジオで芸人さんとして活動をされていたり、RADIO FISHとして、音楽活動をされている人という認識がある方が多いのではないでしょうか。

他にも、オンラインサロンを運営されていたり、幸福洗脳というアパレルブランドを設立されていたりと多彩な方だということがわかります。

そこで今回は、中田さんが運営されているYouTubeの人気の秘密を解明して、学ぶことができることについて記事を書かせていただきます。

 

まず最初の導入部分について

 

中田さんの動画の導入部分では、ある法則性を導き出せます。

それを、4つのポイントに分けてみました。

 

「みなさん、〇〇という言葉を聞いたことありますか?」(問いかけ)

 

「何となくは知っているけどよくわからないという方が多いのではないでしょうか」(共感)

 

「これがわかると、こういうことができます」(メリットの提示)

 

「ちゃんと、理解できるようにしますので安心してついてきてください」(不安を取り除く)

 

これだけでも、細かい工夫がされているのがわかります。

 

1.問いかけ

2.共感

3.メリットの提示

4.不安を取り除く

 

問いかけ

中田さんの動画が特徴的なのは、視聴者との距離感が近いことです。まるで自分がその場にいるような臨場感を与えてくれます。

それは、この問いかけにも表れています。動画の中で、淡々と講義をするだけでは視聴者は、よほど内容が面白くなければ魅力を感じることはありません。

だからこそ、5分から10分の動画が人気になりやすいのです。ですが、中田さんの動画は、主に20分以上、長ければ40分近いものになります。

YouTubeにおいて、長い動画だとされているのもかかわらず、視聴者が魅了されるのは今、そこにいるということ、つまり、 問いかけることで、距離感をなくして、まず最初に興味を持ってもらうという工夫をされているのです。

共感

これは、問いかけることに通じるところがあるのですが、人間は自分とは無関係なことには関心を持ちにくい傾向があります。

しかし、この共感をしてもらうことで、動画の内容について、これは無関係ではいられないと考えてもらえます。

 

「今、ニュースで話題になっている〇〇を聞いたことがありますか」

「名前は知っていても、実際にはよくわからないですよね」

と言われたときに、思わず、

「そうなんだよ、たしかに、それがわからないんだよなぁ」

と共感できるようになっています。

共感によって、観る人をグッと引き込んで魅了しているのです。

メリットの提示

自分が無関係ではなく、共感することができても、それを知ったところでメリットがなければ、動画を最後まで観てもらうにはまだ足りません。

そこで今度は、動画を見ることによって得られる利点を提示します。

例えば、これを知っておくと今の日本がどのような状況におかれているのか理解できる。または、知らないと社会人として恥ずかしいというのも観るきっかけになります。

ここまできてようやく視聴者は、見てみようかなと動画を観るモチベーションをあげることができます。

メリットを伝えることは、動画作成者と視聴者の両方に利点があるのです。

不安を取り除く

3つの過程を経て、これで十分かと思いきや、なんと、もう一つ工夫がされているのです。それは、不安を取り除くことです。

中田さんが取り扱っている内容は、歴史や社会問題など、一筋縄ではいかないものが多いです。

視聴者もそれを理解しているので、何だか難しそうだな。最後まで観て理解できるのかなと不安を持つ人が出てくることが考えられます。

そこで、「しっかりと理解させますので安心してついてきてください」と導入部分の最後に付け加えることで、その不安を取り除いて、内容に集中してもらえるようにしています。

 

トークについて

 

トークについても、視聴者を飽きさせない工夫が細かく施されています。ここでは、5つのポイントしぼって解説します。

 

1.比喩

2.モノマネ

3.笑い

4.アクティブに動く

5.緩急をつける

 

比喩

比喩というのは、たとえ話です。事実だけを言われても、現代を生きる私たちには、理解ができないことがあります。

それを当時の事実と理由を結びつけて、理由を私たちの身近な例にすることで、わかりやすく伝えているのです。

中田さんの動画を観ていると、このたとえ話がとても多いことに気がつきます。これは、視聴者が内容を理解するために、所々で伝える工夫の一つとしているのだと考えることができます。

モノマネ

モノマネというように一括りにしていいのか悩みました。つまり、歴史上の人物や有名人のマネをしてわかりやすく視聴者に伝えるというものです。

歴史上の人物と聞くと、なかなか想像することができませんし、その人がどのような思いで行動をしていたのか、わかりにくいです。

ですので、モノマネをすることで、視聴者に歴史や社会問題について、理解をしやすくしているのです。

私が好きなのは、葉巻を片手に悪そうに話すタイプです。昔の政治家や強そうなイメージがある偉人をモノマネするときは、このパターンが多いです。

他にも、弱々しそうなタイプナルシストタイプなど、多くのモノマネパターンがあります。

本当にそんな感じだったの?とツッコミを入れたくなる場面を作り出すことで、隙を作り、視聴者の心をつかんでいるのです。

笑い

面白いなと思うのは、そこに笑いの要素があるからです。

例えば、おじさんなのに、女子高生の制服を着ているのを見ると思わず笑ってしまいそうになりますよね。

女子高校生が、おじさんぽい趣味を持っていても、面白いと感じられます。これには、ギャップがあるからです。

これを中田さんは、動画に活用しています。例えば、「みなさんは、〇〇だと思っているでしょ?でも、実は〜なんです!」という言葉で、

「なるほど!それは面白いな」と感じさせています。

他には、「〜なんてことあります?普通は考えられないでしょ?」

と問いかけるのも意外性を感じさせるため有効です。

 

アクティブに動く

中田さんの動画では、画面の中でじっとしているものは少なくて、アクティブに動いていることが見てとれます。

1人2役をやってみたり、身振り手振りで、動き続けているのは、視聴者を飽きさせないためと、記憶として残りやすくなるようにしているのだと考えられます。

文字とは違って、動画には、聴覚と視覚を刺激できるという利点があります。これは、長所でもあるのですが、間違えると欠点になってしまうものです。

しかし、中田さんはアクティブに動くことで、視聴者の視覚、聴覚をうまく刺激していることがわかります。動画の利点を最大限に生かして、情報を発信されていることを理解することができます。

 

緩急をつける

4で、アクティブに動くことについて述べましたが、それが映えるのは静かなときをあえて少しだけ見せているからです。

動いているなかで、沈黙を作ります。これは、間を置くという技術です。

間を置くことによって、視聴者を一気に集中モードにさせることができます。重要となるポイントや特に伝えたいことについて、この方法をとっていることがよくわかります。

トークする側にとって、沈黙は最も恐れることです。しかし、自分からその空間を作り出すことによって、頼れる味方にしてしまうところも中田さんのトークから学べることの一つです。

 

まとめ

 

中田さんがテレビに出演されていた際に話されていた、受験生時代のエピソードで、眼帯をつけて、左右の脳を交互に休ませることで永遠に起きようとしたという話があります。

着想は、イルカから得たというもので、私はこの話が大好きです。

そこから、中田さんのことをもっと知りたいと思い、テレビ番組をチェックしてみたり、本を読んだりしています。

 

『天才の証明』(中田敦彦)

この本の紹介記事はこちらです

 

『労働2.0 やりたいことして、食べていく』(中田敦彦)

この本の紹介記事はこちらです

 

なかでも、YouTube大学は、コンテンツとして、とっても魅力的なものになっています。今回だけでは、その魅力を十分に伝えることができませんでしたが、この記事を読んでいただいて、面白さを少しでも知っていただけたら幸いです。

学生が勉強をするため、社会人がもう一度学び直すためのきっかけとなる動画作りをされていますので、一度、視聴してみるのをオススメします。

最後まで、読んでいただいてありがとうございました。

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