「『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』ってどんな感じなの?」というあなたに記事を書きます。
映画を見に行く時間がない場合に、サクッとポイントを知っておきたい方もいますよね。
そこで今回は、シン・エヴァンゲリオン劇場版:||を実際に観てきた私が気になったポイントを解説していきます。
それでは、さっそく行ってみましょう!
この記事はこんな方におすすめです
・映画を見に行く時間がない。
・他の人の感想を知りたい。
記事の背景や信頼性
2019年2月にブログを開始。これまでに合計300記事以上を作成。普段はネット回線やITに関する記事を書いています。これまでに見てきた作品は300作品以上。もちろんエヴァンゲリオンは好きな作品の一つです。
【ネタバレ注意!】シン・エヴァンゲリオン劇場版:||を観た感想!
気になったポイント
- 序盤は黒波のターン
- 鈴原トウジは委員長と結婚し医者のようなことをしている
- 加持リョウジとミサトさんの子ども
- 黒波の死亡
- ゲンドウの暗い過去
- ポカ波との再会
- アスカが使徒の力を使うシーン
- アスカもクローンだった?
- 碇ユイはシンジを見守っていた
- 最後はアスカやレイ、カヲルなどの魂(?)と向き合う
- それぞれのキャラクターが退場し残されたシンジが出した答え
- 気になるワード
序盤は黒波のターン
最初に、すでにYouTubeなどで公開されている冒頭の映像はそのまま流れます。
「この映像は映画では流れないのでは?」という声もありましたね。
冒頭のシーンが終わると、シンジたちはアスカと黒波とともに、鈴原トウジや相田ケンスケが住んでいるエリアに移動することに。
そこで住民の人たちと触れ合うのですが、人々は嫌な顔せずにシンジたちを迎え入れてくれます。シンジは相変わらず内にこもっている心理状態。
黒波は、目にするものに対して次々と興味を抱いている様子です。
あいさつや感謝の言葉の意味を覚えていく姿は、前の綾波レイを思い出します。
この時に、黒波はメインヒロインではないかというくらいに可愛らしい行動をとっているので、序盤は黒波のターンだと感じました。
鈴原トウジは委員長と結婚し医者のようなことをしている
鈴原トウジは委員長と結婚し子どもを授かり、医者のようなことをしています。
ヴンダーの人たちのように、碇シンジに対して嫌悪感を示していません。
加持リョウジとミサトさんの子ども
カジ・リョウジという人物が途中で出てきます。
私も最初は(?)になりましたが、容姿がミサトさんに似ているので、もしやと思えば、二人の子どものようです。
ミサトさんは子どもに自分が親だと明かしておらず、加持リョウジはすでに亡くなっていることがわかります。
黒波の死亡
人々に歓迎され、さまざまなことに無邪気な子供のような顔を向ける黒波ですが、体調がすぐれない描写があり、やがてシンジの前で衝撃的に死亡します。
ゲンドウの暗い過去
ゲンドウの暗い過去の話には、見ていてツライものがありましたね。
あのような状況で、自分の世界を変えてくれた碇ユイを思う気持ちが、いかに大きいかを視聴者に理解させるシーンでした。
ミサトさんが死亡
艦長をしていたミサトさんは、ある目的のために死亡することになります。
誰かが残ってやらないといけない状況だったので、ヴンダーの艦長としての責務を果たしたと考えられます。
Qからはシンジに対して冷たい態度でしたが、最後になって髪を下ろして立ち向かっていくのには、感動しました。
ポカ波との再会
シンジは作戦中に、破で別れたポカ波(魂?)と再会します。
ポカ波は髪が伸びており、14年間の時間の流れを感じさせます。
このシーンもよかったですね。ポカ波ファンは大興奮間違いなしです。
アスカが使徒の力を使うシーン
13号機を破壊するためにアスカは行動します。しかし、ATフィールドに阻害され、攻撃が通りません。
そこで「裏CODE999」を発動し、なんとマリいわく使徒の力を使って戦おうとします。
マリが使用していた「裏CODEザ・ビースト」は、エヴァの形をほとんど保ったままで、戦っていましたが、「裏CODE999」は、もはや人間であることを捨てた姿をしています。
アスカの目から何かが出てくるシーンは、なかなかショッキングでした。
アスカもクローンだった?
ゲンドウが計画のために式波シリーズとして、アスカをクローン(?)にしていたことが明らかになります。
何を利用しても計画を完了させようとするゲンドウの執念は計り知れないです。
碇ユイはシンジを見守っていた
碇ユイは、初号機に取り込まれていました。初号機単体での行動は、碇ユイから来ているとする説もありましたよね。
シン・エヴァンゲリオン劇場版:||では、碇ユイの姿がしっかりと目にみえるようになっており、シンジとの対面も果たしましたね。
アスカやレイ、カヲルなどの魂(?)と向き合う
黒波やアスカ、ミサトさんなどのキャラクターが、肉体的に消滅します。
その後に、アスカやレイ、カヲルなどの魂(?)と向き合うシーンがあります。
戦闘パートでは、肉体的に追い詰められる苦しい状況です。
一方で、魂(?)と向き合うこちらのシーンは、心理的な苦しさを感じます。
それぞれのキャラクターが退場し残されたシンジが出した答え
シンジがそれぞれの魂(?)と対話するシーンを終えて、出した答えが、そのまま結末になっています。
ここまで読み進めた方は、すでにネタバレOKだとしますので、ご了承ください。
結論を言えば、「エヴァンゲリオンがない新しい世紀をつくろう」でした。
簡単にいうと、このような意味になりますが、もっと深い意味があるかもしれません(大幅な解釈の誤りがあればすみません)
槍を胸に突き刺してどんどんとエヴァンゲリオンを貫いていきます。
「さようなら、全てのエヴァンゲリオン」とは、その言葉の通りに、エヴァが存在しない世界を作ることを意味しているのだとわかりました。
そしてシーンは移り変わり、現代のような世界(おそらくエヴァンゲリオンは存在しない)で、成長したシンジやマリの姿が描かれて終了となります。
エヴァの呪縛から解放され成長したキャラクターが新鮮でしたね。
気になるワード
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」では、気になるワードがいくつか出てきました。一覧にしてまとめておきます。
- エヴァインフィニティ
- アナザー・インパクト
- アディショナル・インパクト
- エヴァンゲリオンイマジナリー
- ガイウスの槍
他にもたくさんありますが、特にこれらは重要だと考えました。
結末は賛否両論になる予感
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」は、このような結末となりました。
ここで考えられる意見は、大きく分けて次の2つでしょう。
- あの世界で問題を解決する結末がよかった。
- 違う世界でもキャラクターが生きているのが嬉しい。
まず最初に、1の「あの世界」とは、新劇場版「序」「破」「Q」「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の世界です。
ゲンドウの計画の完了、または計画の阻止(ヴンダーの勝利)ができると、1つの結末が生まれます。
しかし、そうなると肉体的に破壊されてしまったキャラクターが存在しない世界で、シンジなどの生き残りが生きていく世界になるでしょう。
次に、「違う世界でもキャラクターが生きているのが嬉しい」という意見。
正直に申し上げますと、わたしは、「エヴァンゲリオンの世界で、エヴァンゲリオンが無くなったらそれは違うアニメになってしまうのでは?」と感じた部分もあります。
ですが、新劇場版「序」「破」「Q」「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の世界で、みんなが死んでしまった後を見るのは苦しいので、一度世界をリセットして、新しい世界に踏み出したとすれば、それもアリだと思いました。
まとめ
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を観て、あなたはどう感じましたか?
まだ映画を観ていない方は、ぜひとも、映画館でご視聴ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。