「ホロライブが人気の理由を知りたいなぁ」という方に向けて、記事を書かせていただきます。
結論から言えば、ホロライブの人気の理由として考えられるのが次の5つです。
- ホロライブはチームプレー。
- VTuberとしての強み。
- キャラクターと個性。
- 視聴者が参加できるエンタメ。
- 有志が切り抜き動画を作っている。
ホロライブとは、カバー株式会社が運営するホロライブプロダクションというvtuber事務所に所属しているバーチャルアイドルグループです。2020年になってさらに勢いが出てきました。
VTuberとして活動される方が増えているなかで、ホロライブという存在について、詳しく知りたいと思う人も、いらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、VTuberグループのホロライブが人気の理由について、考察と解説をさせていただきます。
それでは、さっそくいってみましょう!
・vtuber活動を始めたいと思っている。
・ホロライブのことが好き。
ホロライブが人気の理由|なぜ勢いがあるのかを解説します!
ホロライブはチームプレー
ホロライブのメンバーたちは、それぞれがチャンネルを開設しています。ですので、個人プレーをしているように感じるかもしれません。
しかし実際には、ホロライブという目に見えない大きなチャンネルをみんなで協力して育てているとも言えるでしょう。
なぜなら、VTuberがチームで活動すると、さまざまな利点があるからです。
たとえば、ある視聴者がホロライブのメンバーの誰かに興味を持って、チャンネル登録をしたとします。
すると、好きなメンバーのチャンネルに「他のホロライブメンバー」がコラボなどで出演します。
そこで、「他のメンバー」にも興味を持つ視聴者の方が出てくるということですね。
- 好きなメンバーができる
- 他のメンバーがコラボ出演する
- 他のメンバーの存在を知る
- そのメンバーのチャンネルも登録する
「他のメンバー」のチャンネルを登録しておくと、「自分の好きなメンバー」が、そちらのチャンネルにコラボで出演するのを観られるメリットもあります。
ここで次のような疑問が生まれるはずです。
「どうして現実の世界で活動するYouTuberは最初から個人チャンネルを作ってコラボしないの?」と。
その理由は、現実の世界では、わざわざ個人チャンネルを作ってコラボするよりも、一つのチャンネルでグループのみんなが活動する方が、金銭的な費用や動画編集にかける手間が小さくてすむからです。
あえて知名度があまりないときから個別でチャンネルを開設するメリットは、それほどありません。1つ挙げれば、リスク分散でしょうか。
反対に、有名になってからそれぞれのメンバーが個人的にサブチャンネルを始めるケースは多くあります。
理由はグループが有名になると、「あの人のもっと個人的な動画をみたい!」というニーズが生まれるからです。
実際に、グループで活動するメンバーが後から開設した個人的なサブチャンネルを登録された経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
YouTubeでは、視聴者の視聴時間をいかに占有できるかが大切です。
なぜなら、視聴者がYouTubeを観られる時間には限りがあるからです。
本来であれば、それぞれが個人チャンネルを作ると、視聴者が分散されて、それぞれの再生回数が減少します。
そのために、競争力が必要になり、メンバー同士の争いの可能性も生まれてくるでしょう。
同じ事務所に所属しているアイドルが別々にチャンネルを開設すると、デメリットもあるということですね。
しかし、ホロライブは、それぞれの個人チャンネルがしっかりと機能しており、みんなでチカラをあわせて、ホロライブを盛り上げています。
では、なぜ個人チャンネル同士で、争いが起きないようになっているのでしょうか。
その理由の1つは、「てぇてぇ」という文化が表しています。「てぇてぇ」とは、尊い(たっとい)を訛(なま)らせたもので、VTuber同士のかけ合いに対して、視聴者が使用する言葉の1つです。
ホロライブのメンバーには、関係性があります。「ノエフレ」や「おかころ」などが例としてあげられますね。
つまり、ホロライブのメンバー同士の関係性に魅力を感じている方もいるのですね。
この「てぇてぇ」というのは1つのコンテンツです。たとえてみると、少年マンガで同じグループに所属するメンバーが、同じ目的(全国大会で優勝するなど)のために、一緒にチカラをあわせるということ。
また、1つのチャンネルでコラボ配信をすることで、視聴時間の奪い合いになるのを避けられる面もあります。
自分が頑張ると相手に良い影響を与えられ、また相手が頑張ると自分も良い影響を受ける。
メンバーの一人ひとりが頑張ることで、グループとして成長できるのは、ホロライブの強みですね。
VTuberとしての強み
ホロライブは、VTuberとしての強みを上手に活用しています。
リアルの世界だと、物理的な制限の壁にぶつかることもありますが、バーチャルの世界で活動するのであれば、それらの制限を避けられます。
たとえば、「おうちにいないといけない時期」でも、普段と同じように、バーチャルの活動ができるので、現実世界で活動するYouTuberの方よりも、オンラインで柔軟に対応するのが可能です。
コラボの動画を配信するときも、画面上で完結できるので、オンラインでの活動に向いていると考えられます。
VTuberであるために、物理的な制約を受けないのが、ホロライブが人気の理由となっています。
ただ、オフラインには弱いというデメリットもあります。VTuberはあくまでバーチャルな存在ですので、「今人気の〇〇を食べに行ってみた!」や「新しいコスメのレビュー!」などのジャンルはニガテになるでしょう。
ですが、デメリットのみならず、しっかりとしたメリットもあります。たとえば、顔出しをしないので、住所が特定されたり、現実の世界で嫌がらせを受けたりするのを回避できることです。
有名YouTuberの方の住所が特定されて、やむを得ず引越しをしたというのは、珍しい事件ではありませんよね。
キャラクターと個性
ホロライブのメンバーには、それぞれキャラクターがあります。それは、衣装や話し方などで表現されています。
ですが、キャラクターとは別に、個性が存在しています。
つまり、キャラクターと個性のギャップが人気の理由の1つになっているのです。
個性としては、メンヘラやポンコツ、ドS、サイコパス、ぼっち、オタクなど…
もちろん、ホロライブのメンバーには、歌や絵が上手であったり、トークが面白かったりなどのスキルがあります。
しかし、それだけでは他のYouTuberと差別化するのは難しそうですよね。
理由は、スキルを持っている人は他にも存在するからです。ですが、個性は世界にたった1つしかありません。
マイナスになりそうな個性でも、キャラクターと組み合わさると、とてつもない魅力を引き出します。
誰もが思い描く理想的なアイドル像ってありますよね。でも強い個性を持っている方が、今の時代に適しています。
なぜなら、アイドルが昔よりも増えているからです。
「〇〇なのに、〜なの!?」というインパクトがあると、視聴者の印象に強く残るので、ファンとなってくれる確率もアップすると考えられます。
はい、もちろんです。たとえるなら、「超有名な人気女優が、実は昔からゲームが好きだったり、庶民的な食べ物が好きだったりする」と、なんだか親近感が湧いてくることでしょうか。
ほかには、「可愛い動物が好きだったり、甘いスイーツが好きなコワモテなおじさん」も、そのギャップに魅力を感じますよね。
ホロライブの場合は、2次元の容姿にもかかわらず、人間らしさ(不完全性や弱点など)を感じられるのが、人気の理由になっていると考えられます。
視聴者が参加できるエンタメ
ホロライブのメンバーが投稿している動画をみると、ライブ配信型の動画が多いことがわかります。
このライブ配信型は、VTuberの四天王と呼ばれる方の認知が広がっていた2017年ごろとは違った、現在のVTuberのトレンドです。
ライブ配信型のなかでも、視聴者が誰でも参加できる企画もあるので、動画が盛り上がる理由にもなります。
1時間や2時間は当たり前にあって、長いものでは、4時間や6時間以上の動画も。
長い時間でも人気なのは、ライブ配信が視聴者との交流をより深められるからです。
ライブ配信以外での動画投稿では、視聴者からのコメントにリアルタイムで返信するのは難しいですよね。
最近では、動画を投稿する時間を告知することで、視聴者同士がコメントで盛り上がるシステムがあります。
しかし、リアルタイムで交流ができるライブ配信こそが、ファンとの絆を深めると考えられます。
ライブ配信の内容は、主に「ゲーム実況や歌ってみた系、雑談、企画系」など、より多くの人が楽しめるコンテンツとなっています。
ホロライブのメンバーも、視聴者からのコメントに、しっかりと反応するスタイルで活動しているのが特徴です。
視聴者の立場では、自分のコメントが好きなメンバーに読まれたときは、かなり嬉しいですよね。
なぜなら、現代を生きる人たちは、精神的な豊かさを求めているからです。
だからこそ、自分のコメントによって、「動画の内容に影響を与えられた」という実感に、大きな価値があります。
さらに、多くの人は、誰かの役に立ちたいという気持ちを持っています。
ですので、スパチャ(ギフト機能の一種)をして、コメントをされる方がいると考えられます。
昔の時代では、アイドルと実際に会える機会がほとんどなかったとされています。
しかし、平成になって、会いに行けるアイドルが誕生しました。
さらに、令和になった現在では、「好きな時に会えるアイドル」が求められているのだと感じます。
YouTubeを開いたら、好きなアイドルがライブ配信をしていて、コメントで繋がることができる。
よく考えれば、こんなにも幸せなことはありません。好きな時に会えるアイドルはファンの心をつかみます。
また、1時間や3時間、5時間以上の配信になると、ファンの方々が、会いに行ける可能性がアップしますよね。
「仕事が忙しいから、5分だけ参加しよう」や「今日は休日だから、全ての配信を視聴するぞ!」と、普段の生活によって、自分で好きなように切り替えられます。
ライブ配信により視聴者が積極的に参加できるというのは、今の時代に適していますね。
有志が切り抜き動画を作っている
ホロライブのメンバーが投稿する、長時間のライブ配信型の動画には、弱点があります。
それは、時間が足りない人はすべてを見ることができないということ。
仕事や学校など、やらないといけないことがあるときは、長時間の配信を視聴するのは、難しいですよね。
そこで役に立ってくれるのが、切り抜き動画です。
切り抜き動画とは、動画の中で、面白い部分や印象的な部分を切り取って、編集したものです。
たとえば、YouTubeで「ホロライブ 切り抜き」と検索すると、かなりの数の切り抜き動画が出てきます。
「ホロライブ」の1つのキーワードだけでも、検索結果に出てくるので、需要が高い動画であると考えられますね。
この切り抜き動画は、ホロライブの公式がすべてを作成しているのではなく、ほとんどが有志(自分の意志を持って、動画を作る人)の方々によって、作られています。
有志の方に直接的に聞いたわけではないですが、おそらく、ホロライブが好きで、より多くの人に魅力を知ってもらいたいからこそ、切り抜き動画を投稿されているのでしょう。
短い動画だと、初見の人でもすぐに視聴できます。その切り抜き動画を面白いと思った人が、本家のチャンネルも観に行って、チャンネル登録者が増える仕組みです。
切り抜き動画の概要欄をみると、「元の動画はこちら」などの表記と本家のチャンネルのリンクが貼ってありますよね。
このようなホロライブが好きなファンの人たちの活動が、ホロライブの人気をさらにアップさせていると思われます。
つまり、ホロライブのメンバーに加えて、ファンの人たちが、ホロライブというエンターテインメントを作り出していると言えるでしょう。
最近では、有志の方だけでなく、ホロライブの公式でも、切り抜き動画が公開されています。
まとめ
結論を申し上げますと、ホロライブの人気の理由として考えられるのが次の5つです。
- ホロライブはチームプレー。
- VTuberとしての強み。
- キャラクターと個性。
- 視聴者が参加できるエンタメ。
- 有志が切り抜き動画を作っている。
今回は、ホロライブが人気の理由を考察させていただきました。
公式サイトやYouTubeチャンネルはこちらをご覧ください。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
はあちゃまこと、赤井はあとさんについての記事はこちらになります。
この記事はこんな方におすすめです!・はあちゃまの人気を理由を知りたい。・ホロライブのことが好き。・VTuberのトレンドが気になる。 ゆう赤井はあとさんは、なぜ人気なのでしょ[…]