「卒業検定に一発で合格したい!」
みなさん、こんにちは!
まな太郎(@manataro_blog)です。
自動車免許を取得するために、教習所に通い続けて、最後に課せられる試験である卒業検定を突破することができれば、教習所を晴れて卒業できます。
巷では、合格率90%以上と言われている卒業検定ですが、しっかり対策をしておかないと普通に落ちます。
わたしの周りの人でも、落ちている人はたくさんいます。
合格率90%以上なので、ほとんどが合格しますが、油断はできません。
ぜひとも、一発で合格したいですよね。
そこで今回は、自動車教習所で卒業検定に合格するためのコツを紹介させていただきます。
当日の流れ
試験は午前から行われます。
集合時間になって、指導員の方から試験の流れを説明されます。
3人までのグループずつに分けられて、それぞれの担当の指導員が発表されます。
それに加えて、走るコースと縦列駐車か方向転換のどちらをやるかも発表されます。(わたしは方向転換でした)
走るコースについては、すべてを覚えておく必要はありません(試験中に指導員の方が教えてくれます)が、だいたいを把握しておくと安心です。
卒業検定を受ける際の注意点について教えてくれるので、指導員の方の話をよく聞いておいた方がいいでしょう。
いきなり教習所から試験が始まるのではなく、教習所から試験を開始する地点までは、担当の指導員の方が運転してくれます。
開始地点に着いてから、試験がスタートします。あらかじめ決められた順番で車を運転していきます。
一人が運転する時間は、だいたい20分ほどです。
全員が運転し終わると、教習所まで指導員の方の運転で戻ります。
これで、教習所の外での試験は終了です。
次に教習所内で、縦列駐車と方向転換のどちらか決められた方の試験を実施します。
ふだんの教習で、縦列駐車と方向転換を何度も練習されたとは思いますが、実際の試験で、やるのは、1回だけです。
それが終わると受付などの場所で、待機するように伝えられます。
この時点で時刻は、お昼頃になってます。
ここでは、まだ合否はわかりません。
30〜40分(あくまで目安にしてください)くらい経つと、一人ずつ部屋に呼ばれます。そこで、ついに合否がわかります。
「あそこは、〇〇した方がよかったね」
などなど、改善するべき点を伝えられます。
そして、点数が基準を超えていれば、腫れて合格です。
その後に、さらに待機するように伝えられ、次は合格した人の全員が部屋に呼ばれます。そこでアンケートを書いたり、今後の説明を受けます。
最後の学科試験を受けるときに必要な卒業証明書を受け取れば、もう教習所に行くことはありません。
卒業証明書は、当日でなくとも、後日、受けれます。
覚えておくべきポイント
ブレーキを踏まれないように気をつける
それまでに、どんなに良い運転をしていても、指導員の方にブレーキを踏まれてしまうと、その時点でアウトになります。
・気が緩んでしまって歩行者を見落としてしまった。
・開始してから、たった数秒間で危険な運転をしてしまった。
など、どんな状況でもブレーキを踏まれてしまっては合格をすることはできません。
なので、一番最初に意識するのは、ブレーキを踏まれて試験が終わってしまわないような運転を心がけることです。
特に注意したいのは、信号がない横断歩道での歩行者です。
実際に運転していると、歩行者が横断歩道を渡るのかどうかを判断するのが難しいときがあります。
そこで、イケる!と考えて、進行してしまうのはダメです。
なぜなら、たとえ、結果的に歩行者が渡らなかったとしても、指導員にブレーキを踏まれてしまう可能性があります。
指導員「今、歩行者が渡ろうとしてなかった?」
受験者「いや、渡らないと思ったので…」
指導員「でも、渡る可能性もあったよね?」
受験者「はい…」
このように一発で不合格になってしまうこともあります。
だからこそ、歩行者が渡らないのが明らかな場合のみ、進むようにしましょう。渡る可能性が少しでもあるならば、一時停止します。
もちろん、ブレーキを踏まれさえしなければ良いというわけではありません。そのほかに減点されるような運転をしてしまうと試験に落ちます。
今までの努力をムダにしてしまわないように気を付けましょう。
安全確認は、ぜったいにするべし
車を動かすときには、絶対に安全確認が必要ですが、実際に試験になると緊張のために、おろそかになってしまう可能性もあります。
基本的なことですが、基本だからこそ、しっかりとできなければ、試験に合格できません。
安全を確認しなかったことが大きな事故につながることもあります。試験では、丁寧に安全確認をしなかったとしても一発で落ちることはありません。
ですが、危険な運転をすればアウトです。
なので発信する前。車線変更。右折、左折などの行動をする前には必ず安全確認をするようにしましょう。
意外と緊張しない!?
試験ですので、不合格になってしまったらどうしようと緊張して、前日の夜に眠れなくなる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、いざ試験が始まると緊張は無くなります。なぜなら、緊張をしている余裕がないからです。
自動車の運転では、意識を向けなければならないことがたくさんあります。なので、緊張している暇がないのです。
また仮免の試験の時とは違って、ある程度、運転の技術は向上しています。これまで、身につけてきたことを一つ一つ丁寧にやれば、合格への可能性が高まります。
それでも、不安になってしまうのはわかります。
わたし自身も、落ちたらどうしようと不安でいっぱいでした。
でも、大丈夫。いざ運転するときには、これまで自分がやってきたことを信じて、取り組むようにしましょう。
それに加えて、ミスをしてしまったとしても、焦らないようにしましょう。小さなものであれば、一発で不合格になることはありません。
それよりも、一度の小さなミスに動揺して、さらなるミスをしないようにしたいです。
卒業検定に落ちてしまったら
卒業検定を受ける前に落ちたときの話をしないでくれと思われるかもしれませんが、当日の道路での状況によっては、受かる可能性を持った人でも不合格になってしまうこともあります。
ですので、万が一、落ちてしまったときにやるべきことも知っておくと役に立ちます。
卒業検定に落ちてしまったときは、また検定を受けなければなりません。
ですが、再試験を受ける前に、補講教習を受ける必要があります。
そして前回と同じように、卒業検定の予約をします。
どのようなプランで申し込みをしているかによって変わりますが、検定や補講の費用として、お金が追加でかかってしまうことがあります。
これらが心配な方は、受付の人に確認しておくと安心できますよ。
これから免許を取ろうと考えている方へ
「免許を取りたいんだけど時間がない」
そんな方には、合宿免許での取得をおすすめします。
なぜなら、短期集中的に免許取得に取り組むことができるからです。
突然ですが、免許を取得するときにも期限があるのをご存知でしょうか。
教習開始から9ヶ月が期限になるのです。
忙しかったり、急な予定が入ってしまうとスムーズに学習ができません。
1週間や1ヶ月の間が空いてしまうと、運転の感覚が鈍ってしまうこともあります。
また、季節によっては自動車学校が混んでしまって、技能教習(実際に車を運転する教習)の予約が取れないことも。
それを解決するために合宿免許という選択が出てきます。
新生活が始まる前や春休みなどの長期休暇の時間を使って、 合宿免許プラスにて短期間で自動車免許を取得してみてはいかがでしょうか。
最後に
卒業検定は、自動車教習所で学んできたことを実力として発揮するためのものです。指導員の方もあなたを落としたいのではなく、適切で安全に運転できるのかを確認する義務があるのです。
自動車を運転することは、命に関係しています。ふとしたきっかけが大きな事故の原因になってしまうこともあるのです。
人の命を奪ってしまう危険性があるのがクルマなのです。それをあなたは運転しています。
安全確認や合図などは自分だけでなく、相手のためにする行動です。
これまでに学んできたことを最大限に生かして、試験を突破しましょう。
その先には、一人で運転できる喜びと成長した自分を実感できる嬉しさがあなたを待っていますよ。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。