修了検定に合格するためのコツ

  • 2020年1月5日
  • 2020年1月30日
  • 資格

 

みなさん、こんにちは!

まな太郎(@manataro_blog)です。

 

自動車教習所で、最初の壁と言われているのが修了検定です。

人によっては、卒業検定より合格するのが難しかったと言います。

わたしも、なんとかギリギリの一発合格でした。

 

では、なぜ修了検定が最初の壁と考えられているのでしょうか?

 

そこで今回は、修了検定の当日の流れと合格するためのポイントを紹介させていただきます。

 

当日の流れ

 

まず、受付に行って、修了検定を受けることを伝えると、集合場所を伝えられるので、時間までに向かってください。

時間になると指導員の方が来ます。そして、走るコースの説明がなされます。このときにコースを覚える必要はありません(検定中に指導員の方が教えてくれます)。

説明が一通り終わると、コースの指定の場所に待機するように言われます。検定では複数人で同じクルマを順番で運転します。

いきなり始まるのではなく、開始地点までは、指導員の方が運転してくれます。開始地点に到着してからスタートします。

検定はクルマに乗り込むところから対象なので注意しましょう(乗る前に周囲の安全を確認してください)。

席に座り、自分が運転がしやすいようにミラーなどを調整をして、シートベルトをし、安全を確認してから右合図、発進となります。

そのあとは、指定されたコースを指示通りに走るだけです。自分の番が終わっても、一緒に受けている他の人が終わるまで後部座席で待ちます。

全員が終わったところで、受付などで待機するように伝えられます。数十分後に部屋に呼ばれて、そこで合否が明らかになります。

 

合格をしていれば、次に学科の試験です。

マークシートは丁寧に塗るように注意してください。

学科の試験は、当日には合否がわかりません。後日、電話をするか直接受付へ確認にいきましょう。

学科を受け終わると、今後の説明がされて、解散になります。

 

修了検定は、これで以上になります。

 

練習する時間が少ない

 

卒業検定の合格率が90%以上という水準に対して、

修了検定の合格率は、50%以下ではないかと考えられています。

なぜなら、教習で運転する時間が圧倒的に足りないからです。

 

修了検定前の技能教習で運転するのは、12時限です。

 

わたしが、お世話になった50代ほどの指導員の方に話を聞いたところ、

「昔は、今の2倍以上の時間をかけていた」

「親戚のおばさんは30時間以上乗った」

という情報を知ることができました。

 

練習時間が不足しているのをわかりやすく理解するには、たとえば、あなたが初めて自転車に乗れたときのことを思い出してください。

何度も転んでそれでも諦めなかった結果、やっと乗ることができた!という経験をされた方が多いのではないでしょうか?

1週間、1ヶ月、それ以上に時間をかけた方もいると思います。

 

第一段階の技能教習は、

ATが12時限(50分×12=600分=10時間)です。

 

この練習時間で、自動車の運転をすべて的確にしなさいというのは、「1日で交通ルールを守って適切に自転車に乗れるようにしなさい」と言われるようなものです。

自転車ですら、たとえ10時間かけたとしても、すべての人が乗れるわけではないでしょう。

つまり、修了検定で求められている水準を満たすためには、練習する時間が足りていないのです。

だからといって、修了検定を合格できないわけではありません。

ポイントを抑えることができれば、突破できます。次は合格するために必要なことについて説明します。

 

 

修了検定を突破するコツ

 

まずは、修了検定の合格ラインを見てみましょう。

 

・技能 100点満点中70点以上で合格。
・学科 50点満点中45点以上で合格。
技能は、最初に100点が与えられていて、何かミスをするたびに持ち点が減っていく減点方式です。
学科は1問1点の問題が50問。マークシート形式になってます。
学科試験の方は、効果測定を突破するチカラがあれば、困難ではないでしょう(わたしの場合は、むしろ効果測定の方が難しかったです)
注目するべきなのは技能試験です。
100点満点中70点と合格ラインが学科と比べて、ゆるいと感じるかもしれませんが、その実態は決してゆるくないです。
なぜなら、小さいものでは−5点、それより大きなものは−10点、−20点…と減点される点数のひとつひとつがとても大きいのです。
なかには、やってしまうと一発でアウトの項目もあります。
「5点の減点だったら、6回までミスできる」と捉えてしまうのは危険です。
その理由は、ミスは連鎖的に引き起こされるからです
たとえば、乗車するまえに周囲の安全を確認しない人が、車から降りるときだけ安全確認をするでしょうか?
一つが5点でも、これだけで10点のマイナスになってしまいます。
なので細かい点についても意識を向けることが大切です。
では、これを突破するにはどうすれば良いのでしょうか?
結論は、「動作の理由を明確にする」です。
動作の理由を明確にするとは、ひとつの動作をするのはなぜか?と深く掘り下げて考えることです。
たとえば、先ほどのクルマに乗り込むまえに周囲の安全確認をする理由は、小さい子どもやボールなどの気をつけるべき対象が近くにいないかを確かめるためです。
子どもがクルマの後ろにしゃがんでいるのに気づかず、そのままバックをしてしまうとどうなるでしょうか。
自分が運転するクルマによって、怪我をさせてしまったり、最悪の場合は、を奪ってしまう可能性があるわけです。
なので、クルマに乗り込む前の安全確認をする必要があります。
左折をするときに寄せるのは、なぜでしょうか。原動機付自転車(原付)や自転車を巻き込んでしまうのを防ぐためです。
このように、クルマを運転する動作のひとつひとつには、しっかりとした根拠が存在しているのです。
実際に、指導員の方は、「一つ一つの動作の理由を分かってない人が多い。なんとなくやるだけでは落ちる」と言っていました。
言い換えれば、「理由が分かっていれば、ミスはしない」ということですよね。
合図を出す理由がわからないから適切なところで出せない→減点
止まるべきところで止まらない→減点
なんとなく運転するのではなくて、自分でしっかりと理由を考えることで合格の可能性がグッと高まりますよ。

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突然ですが、免許を取得するときにも期限があるのをご存知でしょうか。

教習開始から9ヶ月が期限になるのです。

忙しかったり、急な予定が入ってしまうとスムーズに学習ができません。

1週間や1ヶ月の間が空いてしまうと、運転の感覚が鈍ってしまうこともあります。

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結論

「動作の根拠を明確にしよう」
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