「NC Wi-Fiのデメリットってなんだろう?」や「他社のWi-Fiと比較してみたいな…」とお悩みの方に向けて、記事を書かせていただきます。
結論から申し上げますと、NC Wi-Fiは、他社のWi-FiやWiMAX、光回線、スマホのプランなどを考えた上で、それでも契約した方がいいと判断されるのであれば、メリットがあるサービスです。
Wi-Fiには、たくさんの種類がありますので、どれを選べばいいのか、迷ってしまいますよね。
そこで今回は、Wi-Fiの1つである、NC Wi-Fiについて、デメリットとメリット、料金プランなどの基本的な情報、知っておきたいポイントを解説していきます。
それでは、さっそく行ってみましょう!
・NC Wi-Fiのデメリットを知りたい。
・今よりもお得にスマホを使いたい。
・知っておくべきポイントを抑えたい。
この記事を書いている筆者のプロフィール
Wi-FiやWiMAX、光回線などの通信に関することに興味を持っています。通信が好きなので、毎日、記事を書いており、ブログの毎日更新を始めて7ヶ月ほどのIT大好き人間です。
・解約金が発生する。
・端末の分割払いが必要。
・契約事務手数料3,000円。
・本人名義のクレジットカードが必要。
・同じ容量で比較的に安いプラン。
・3年間に比べれば2年間は短い。
・海外でも利用できる。
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NC Wi-Fiのデメリットは?ズバッと解説します!
料金プランなどの基本的な情報
NC Wi-Fiの料金プラン
月額料金 | 3,250円 |
事務手数料 | 3,000円 |
利用可能データ量 | 100GB/月 |
利用機種 | U2s |
契約期間 | 2年間 |
解約金 | 契約解除料:9,500円+割賦残債金 |
料金プランを見てみると、通常では5,980円の通信料に、モバイルWi-Fi商品代金900円(900円×24回払い=21,600円)加えたものから、2年割により3,630円(25ヶ月目以降は、端末代金の分割払いが終了するため、2,730円)が割引されて、月額3,250円で利用できるようになっています。
月額料金に加えて初回のみ事務手数料3,000円がかかります。
オプションサービスとして、月額400円の「Wi-Fi安心サービス」があります。対象の条件で使用不能になった時に、リファビッシュ品と2,000円で交換できます。
リファビッシュ品とは、中古品を整備して新品同様に仕上げたもの。
新品よりも安く購入できるなどのメリットもありますが、多少の使用感や傷などがある可能性があります。新品ではないことに、ご注意ください。
契約する時には、本人名義のクレジットカードや、本人確認書類が不可欠です。
つまり、NC Wi-Fiは、2年割により割引されることで、月額3,250円という安さを実現しているということですね。
他社のWi-Fiとの比較
月額料金 | |
NC Wi-Fi | 3,250円 |
地球WiFi | 3,980円 |
FUJI WiFi | 3,900円 |
ギガWi-Fi | 3,250円 |
他社の100GBが利用可能なプランと比較してみると、3,250円のギガWi-Fiと同じ水準で、安い料金プランだということがわかります。
なぜなら、同じ100GBを使えるプランを用意している会社でも、地球Wi-FiやFUJI Wi-Fiのように、3,250円よりも高い月額料金でサービスを提供している会社もあるからです。
海外で利用するときの料金プラン
海外500MB/1日 | 900円/1日 |
海外1GB/1日 | 1,200円/1日 |
申し込みの時に選んだプランが適用されます。海外で利用した時は、1ヶ月後に料金が請求されるのでご注意ください。たとえば、7月に利用すると8月の利用料金と一緒に請求されます。
U2sについて
製造元 | uCloudlink |
重量 | 151g |
連続使用可能時間 | 13時間 |
最大接続台数 | 5台まで |
最大通信速度 | 下り(受信)150Mbps/上り(送信)50Mbps |
最大通信速度は、150Mbpsや50Mbpsとされていますが、実際の速度はこれよりも遅くなります。
と言っても、MbpsやGbpsって、よくわからないですよね。でも、大丈夫。あなたのために、こちらに関連記事を用意しておきました。
知っておきたいポイント!
クラウドWi-Fiの通信制限
他に、無制限としているBBN Wi-FiやTHE WiFiなどがあります。しかし、それらの口コミを見てみると、「1日5GBで通信制限にかかった」というマイナスの意見も見られます。
実際に、このブログにも「150GBで制限にかかった」との読者の方からの報告がありました。しかも、BBN Wi-Fiは新規受付を停止中です。
ぶっちゃけてしまうと、このように、クラウドWi-Fiで無制限を提供しているというのは厳密には違います。
なぜなら、あらかじめ決まったデータ容量を購入して、利用者にサービスを供給しているからです。
たとえば、月に30GBを使うAさんと、月に50GBを使うBさん、月に70GBを使うCさんの3人がいるとします。
3人の合計の利用データ容量は、150GB(30GB+50GB+70GB)と仮定します。そこで、平均値を出します。150GBを3で割ると、1人あたり50GBです。こうして、1人あたり50GBが使えるようにデータ容量を購入します。
こうして、なぜこのような仕組みになっているのかといえば、サービスの提供方法に原因があります。
〇〇Wi-Fiは、販売代理店
クラウドWi-Fiを提供している〇〇Wi-Fiは、言ってしまえば、販売に従事している業者です。
クラウドWi-Fiを使うための設備の管理などは、別の業者が行っています。ですが、顧客対応をするのは、〇〇Wi-Fiですよね。
だからこそ、〇〇Wi-Fiは、何か問題が起きたときに直接的に自分たちで解決するチカラを持たない、というデメリットを持っています。
ですので、販売をして顧客が増えすぎると、1人あたりの使えるデータ容量が減ってしまいます。そこで、「通信が遅い」や「繋がらなくなった」という顧客の声があがるようになります。
事例では、2020年のはじめに起きた、どんなときもWi-Fiの通信障害があります。
クラウドWi-Fiに使用されているクラウドSIMは、中国に本社があるuCloudlink社の独自技術です。この会社と契約することで、複数の回線の切り替えができるようになっています。
つまり、クラウドWi-Fiを使えるようにするシステムを管理している会社と、サービスとして顧客に提供している会社が異なるということ。
例えてみると、農家がuCloudlink社、スーパーや八百屋さんが〇〇Wi-Fi、野菜を購入するのが私たちです。
お客さん(利用者)が野菜を欲しいときに、スーパーや八百屋さん(〇〇Wi-Fi)が、野菜(利用可能なデータ容量)を自分で生み出すことができません。
NC Wi-Fiはどうなの?
NC Wi-FiもクラウドWi-Fiの特徴を持っています。しかし、「使い放題!無制限!」とアピールせずに、月に使えるデータ容量を100GBとしています。
最初から使えるデータ量がわかっているのであれば、利用者にとってはマイナスにならないですよね。
無制限ではないのに無制限とする他社のWi-Fiに比べて、しっかりと100GBと記述していることに好印象を抱きます。
ただ、解約金と端末代金には気をつけてください。
契約期間内に解約をすると、9,500円の契約解除料と、端末代金の分割金の残りを一括で負担することになります。(契約解除料は利用規約によると初月〜24ヶ月:18,000円、26ヶ月目以降:9,500円とされています)
クラウドWi-Fiの立ち位置
よく考えれば、無制限を提供するのは難しいのは明らかです。大手キャリアでさえ、無制限プランを提供していないのに、どうして〇〇Wi-Fiだけが無制限をドンドン提供できるでしょうか。
現在では、これらのクラウドWi-Fiは、サービスを停止しているか、または料金プランの見直しがされています。
ちなみに、どんなときもWi-Fiや限界突破Wi-Fiの通信障害が起きているころは、それ以外のクラウドWi-Fiもかなりの影響を受けていました。今では少しだけ落ち着いているように感じます。
クラウドWi-Fiという技術自体は、とっても魅力的なものです。ですが、その販売方法に問題があると考えられます。
本当は無制限ではないのに、「使い放題!無制限!」とアピールをして、集客するのにはあまり良い印象を持たないでしょう。
これらの問題を避けたい方は、〇〇Wi-Fiではなく、WiMAXを利用する方法が考えられます。
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無制限を使いたいときは
正直にいえば、Wi-FiやWiMAXで使い放題や無制限を実現するのは難しいです。なぜなら、それぞれ通信制限が存在しているからです。
Wi-Fiでは月に100GB、WiMAXでは直近3日間で10GBなどの制限が考えられます。
動画やゲームなどの多くのデータ容量を好きなだけ消費するには限界があります。この問題を解決するには、光回線が役に立ちます。
わたし自身も、以前は自宅でも外出時でもポケットWi-FiやWiMAXを利用していました。しかし、実際に使ってみると、通信制限により、つながらない状況に困った経験を持っています。
そこで、光回線の導入をしてみたところ、自宅ではインターネットが使い放題になり、ポケットWi-Fiの必要性がほとんどなくなり、快適な通信環境を実現できました。
もちろん、光回線を自宅に引き込むには、契約や工事などの面倒な手間がかかります。また、場合によっては、通信速度が遅い時間帯もあります。
しかし、それでも光回線を導入した現在では、光回線を契約して良かったと、心から実感しています。
「なぜ、もっとはやく光回線を契約しなかったのだろう…ポケットWi-Fiで、必死に通信制限と格闘していた、あの頃の苦労は何のために…」と感じました。
すべての方が、光回線を利用できるとは思いません。ですが、もし光回線を契約できる状況であれば、光回線を検討してみるのも1つの方法です。
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現在のスマホのプランを変更、または乗り換えをする。
現在、契約されているスマホのプランはどうされていますでしょうか?
もしずっと同じプランを契約されている場合は、プランを変更することで、今よりも、さらに多くのデータ量が使えて、毎月の月額料金も節約できる可能性があります。
ドコモのギガホ・ギガライト、ソフトバンクのメリハリプラン、auのデータMAX 4G LTEに関する記事も、まとめておきました。プラン変更やお乗り換えの際にご活用ください。
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さらに料金を安くしたいときは
さらにスマホの毎月の通信費を節約されたい場合には、格安SIMが効果があります。
なぜなら、格安SIMに乗り換えるだけで、月々の通信料金が数百円から数千円も安くなるからです。
もちろん、格安SIMにもデメリットが存在しますので、向いていない方もいらっしゃいます。
ゆう格安SIMに乗り換えると後悔するって、ホントですか?まな太郎今回は、格安SIMに乗り換えようとしている人が、後悔しないために気をつけるポイントについて解説するにゃ!「格安SIM[…]
まとめ
・解約金が発生する。
・端末の分割払いが必要。
・契約事務手数料3,000円。
・本人名義のクレジットカードが必要。
・同じ容量で比較的に安いプラン。
・3年間に比べれば2年間は短い。
・海外でも利用できる。
NC Wi-Fiは、月に100GBが使えるクラウドWi-Fiです。2年間の縛りや解約金があったりとデメリットがあります。
しかし、月に100GBが利用できるポケットWi-Fiとしてみれば、他社との比較で月額3,250円は安いプランです。
無制限を求めずに、ただ月に100GBが使えれば十分である方に向いています。
もちろん、クラウドWi-Fiのデメリットは存在しております。
他社のWi-FiやWiMAX、光回線、スマホのプランなどを考えた上で、それでも契約した方がいいと判断されるのであれば、メリットがあるサービスです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。