文章で人を操る方法

 

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みなさん、こんにちは!まな太郎です。

 

今回紹介する本はこちらです。

 

 

こんな人におすすめ!
・自分の文章力を上げたい!
・文章に関連する仕事をしている。
・DaiGoさんのファン。

3つのポイント

文章には大きなチカラがある
人を動かす文章
書くテクニック

文章には大きなチカラがある

 

読み手の想像力を刺激して、感情を揺さぶり、行動を誘導する文章術。

 

「相手の想像力を刺激する」

私たちは、文章に触れて、感情が起こると行動します。

たとえば、現在、この記事を書いている私が一例です。この本の素晴らしさを伝えたいという感情が起こったことによって、ブログを書いています。

本書では、DaiGoさんが学生時代に文章と向き合うことで自分を変えることができたというエピソードがあります。

それが、コンプレックスと反対のことを書いて、自分を客観的に見ることで目標を明確にし、達成しやすくするというもの。

文章のチカラは大きなもので、人生を大きく変えることが出来る可能性があるのです。

SNSが盛り上がりを見せている今日でも、言葉は人々に大きな影響を与えています。過激な発言によって炎上をしてしまうのは、その発言に対して感情が動かされた結果であると考えることができます。

またインターネットで商品を購入する際に多くの方がレビューを参考にされるかと思いますが、それも他人の文章によって行動が引き起こされるといっても過言ではありません。

ブログを書くことに関しても、伝えられる情報の多くの部分を占めるのは言葉です。実際に会話をする場合には相手の表情やしぐさで情報を読み取ることができますが、文章では視覚だけで判断をしなければなりません。

だからこそ、同じ言葉でも人によって受け取り方が異なるので誤解をされてしまったり、違う意味で捉えられてしまったりする可能性があるといったマイナスの一面もあります。

ですが、この言葉のチカラを使わない手はありません。なぜなら、私たちは言葉によって相手を理解するためです。

「この感情を表すためには、どの言葉が良いだろうか」と悩んでいるだけでは相手に自分のことを伝えるのは難しいのです。

一方で、嬉しいや悲しいという感情を表す共通の言葉が存在するおかげで私たちは自分の気持ちを表現できます。

もし仮に、明日から言葉が失われてしまったらどうでしょうか。意思の伝達をするのにとてつもない苦労をするでしょう。

普段から何不自由なく使っている言葉ですが、そのありふれた言葉が私たちに与えてくれる恩恵は計り知れないのです。

人を動かす文章

心の中に秘めている本音を見抜き、認めてあげられたら、その人は認めてくれた相手を心から信頼し、本音を話してくれるようになります。

では、人を動かす文章とはどういったものでしょうか。
それは、心の中にある本音に語りかけることです。つまりは表面的な部分だけではなくて、目に見えない潜在的な意識に注目するのです。
突然ですが、あなたは誰かとケンカをしてしまったことはありますか?
意見の違いや立ち振る舞いに不満を持っていたことが何かをきっかけとして思わず本音を互いにぶつけ合ってしまい、仲が悪くなってしまう状況は日常的に考えられうることです。
自分の中では、「やってしまった、悪いことをした」と後になって悔やんだとしても相手にとっては受け取った言葉がすべてだと考えてしまうので、そのような謝罪の気持ちは言葉にしないと伝わりません。
しかし、プライドや立場という障壁が邪魔をして、素直に謝れないことがありますよね。これでは関係を修復できません。
この時に必要なのは、自分の本音を相手に素直に伝えることです。
A「先日は言いすぎました。〇〇さんが悪いわけではなく、自分によくない部分があると思います。ごめんなさい。」
それを聞いて、素直になれなかったBさんも
B「いえ、自分にこそ悪いところがあります。申し訳ありませんでした。」
というように謝罪の気持ちをAさんが正直に伝えることでBさんの本音を聞き出すことができたのです。
Aさんが謝罪をした=本音を語ってくれた
とBさんが感じたからこそ、関係を修復したいという気持ちが刺激されて、お互いに素直に謝るという結果になったのです。
相手の心の奥底にある気持ちを認めてあげることは自分の本音を伝えることで導けます。「相手がここまでしてくれたのだから、自分も何かしなくては」という返報性の原理が働くためです。
人を動かす文章を書くには、相手の本音を意識するのが大切です。それは人間が本音でしか自ら行動を起こそうとはしないからです。
他人に強制されて何かをやることもあると考えますが、自分から進んで動くのは自分の心によってなのです。

人間には悩みがある

年齢を知るだけで、人間の悩みは大別できる。
あなたは悩みがありますか?
人生には悩みがつきものです。日常的に小さなものから、人生を左右するような大きなものまで、たくさんの悩みを抱えて生きているのが人間です。
自分の悩みを解決する。または改善する方法が文章に書かれていたとしたら、あなたはその文章を読みたくなりますよね。
悩みの種類はたくさんあります。例えば、人間関係。出産、就職。仕事、育児…。この中でも多くの人が人間関係において悩みを抱えているのではないでしょうか。
人の悩みを文章で表現するには、誰がどんな悩みを抱えているのかを知る必要があります。その一つの基準になるのが年齢です。
10代の学生さんなら、学校での人間関係。30代の会社員の方なら職場での上司との向き合い方。小さなお子さんがいらっしゃるママさんであれば、ママ友との付き合い。40代、50代の主婦の方ならば、ご近所との関係。
このように人間関係という一つのジャンルとして扱われる悩みでも年齢によって、環境と原因は大きく異なります。
会社員の方に学校での人間関係を良くする方法を伝えるのは需要はないです。過去を振り返り、懐かしい気持ちになるかもしれませんが…
反対に、学生に上司との向き合い方を教えても将来的には役に立つかもしれませんが、現在の悩みとは関係がないので、話を聞いても心に響かないでしょう。
この例では年齢を基準にしました。しかし、生まれた地域や家庭環境などによって人それぞれです。誰かの悩みを解決する文章にするにはその人物像を設定することが重要です。
そうすることで、より具体的に相手の悩みを考えることができるようになります。

結論

「人を動かすためには、まず心を動かす文章を書くことに意識を向けよう」
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