俺か、俺以外か。 ローランドという生き方

 

「俺か、俺以外か」

 

どうも、こんにちは!まな太郎です。

 

あなたは、自分らしく生きることができていますか?

できていないという人は、なぜなのでしょうか。そこで今回は、自分らしく生きるとは何かを教えてくれる一冊を紹介いたします。

 

 

こんな人にオススメ!

・自分らしく生きたい。
・個性を発揮したい。
・こだわりを見つけたい。

 

どう生きたかが、人間の価値を決める。

俺は 、どれだけ生きたかよりも 、どう生きたかが人を決めると思っている 。年齢なんて 、関係ないのだ 。できる奴はできるし 、できない奴はいつまで経ってもできない 。

 

年齢をどれだけ重ねたかよりも、どう生きたかが重要です。なぜなら、人間は経験したことから学び成長をするからです。

もちろん、赤ん坊として生まれて間もない頃は大きな違いはありません。突然、料理をする、仕事をする赤ちゃんはいません。

言葉を習得するときにも学習が必要です。最初は大人の話す言葉を聞いて少しずつ真似をし始めます。そうして成長していくのです。

このように、成長をするには学びが重要な役割を果たしているのが分かります。

たとえば、20年間に渡って、将棋を学んでいるAさんとBさんがいると仮定します。Aさんは40歳、Bさんは20歳です。

このとき、必ずしもAさんの方が将棋の技術が優れていると一概に言うことができるでしょうか。

もちろん、20年間のうち、どのように将棋に費やしたかは2人とも異なります。それでもやはり、年齢が上だから優れているとは限りません。

どのように費やしてきたかが重要なのです。Aさんは寝ても覚めても一日中将棋をして、Bさんは週末だけ、取り組んでいたとすればどうでしょうか。

同じ20年間でも、それらは全く違うものになります。

年齢が上になるにつれて、人生経験が蓄積し、物事を深く見ることができるという考え方は部分的には肯定できても、絶対的なものではありません。

何よりもどう生きるかが大切というのは、今という瞬間をどう過ごすのかがポイントになります。

より良い成長をしている人とは、どんどん差が広がっていきます。だからこそ、1日1日を生きていくうえで成長する機会を見逃さないようにしていくことが魅力的な人間となるための鍵となります。

 

ユーモアで生きる。

そしてどんなときも 、ユーモアを大切にすることは忘れない 。

 

「ユーモアは世界を救う」

どんなに辛い状況でも、笑いを取り入れることでマイナスをプラスに変換できます。なぜなら物事には良い悪いが決まっていないからです。

たとえば、「年収が500万円になった」という事実を考えてみます。年収が1000万円のAさんが500万円になるのと年収200万円のBさんが500万円になるのとでは捉え方が異なります。

Aさんは年収が減ってしまったために落ち込んでしまうかもしれません。Bさんは増えたので喜ぶかもしれません。

年収が減ってしまっても、夢のために転職したから仕方がない。これはきっと自分に与えられた試練だとユーモアに解釈すれば、前を向いて歩ける。

それに加えて、場の空気が悪いときもユーモアは効果を発揮します。誰かが発した一言がその場の空気を一気に変えてしまったという出来事にあなたも身に覚えがあるでしょうか。

周りの環境や人を変えるのは難しいですが、どう生きたいかは私たちが決められます。

ユーモアは同じ事実でも考え方を変換して、人生をより豊かにします。だからこそ、マイナスに見えることでもポジティブに考えることができるのです。

 

本当の好きは、言葉には表せない。

条件付きの好きは 、本当の好きじゃない 。説明できない好きが 、本当の好きなのだ 。

 

「私のどこが好きなの?」

「全部好きだよ」

「全部ってどこ?」

 

このようなカップルの会話に見覚えはありませんか?

自分のどこが好きなのかをパートナーに聞きたい!だからこその「私のどこが好きなの?」という言葉が生まれます。

全部という曖昧な答えに不満を持ってしまうかもしれませんが、具体的な部分を指摘されてしまう「好き」は本当の「好き」ではありません。

 

あなたがパートナーに求めるのはどういった条件でしょうか。年収はいくらぐらいで身長はこのくらいで、優しくてイケメンで…

理想を上げるとキリがありませんが、良い条件はいくらでも考えられます。

 

先ほどの「私のどこが好き?」という質問は言い換えれば、

「あなたから見て、私が他の人と違うのはどこ?」

「私が特別なのはなぜ?」という意図だと捉えることができます。

 

だからこそ、「顔が可愛い、スタイルが良い」→「体目当てか」

「実家がお金持ちだから」→「お金が目的か」と”好き”が具体的すぎるとかえって、本当に好きではないのかとなってしまいます。

 

つまり、条件付きの好きは代わりがいるということなのです。

もっと美人がいれば、もっとお金を持っている人がいれば、別の人を好きになるというのは本当の好きとは言えません。

では、本当の好きとはどういうことなのでしょうか?

それは言葉にすることができない”好き”です。

 

「なんだかわからないけど好きなんだよね」

 

この言葉を言われて嫌な気持ちになる人はいるでしょうか。

 

”なんだかわからないけど好き”は代わりがいない”好き”になります。それはつまり、その発言をした人にとって、特別な存在だということです。

これは、人間関係だけではなくて、モノについても同じです。

普段、使用する日常品や身に着ける服を選ぶときにあなたはどのような基準で選択をしますか?もちろん、こだわりがなければ安くて使い勝手がいいものを選ぶでしょう。

反対に、何がなんでもこの商品が良い!

という強いこだわりを持っている方もいるのでないでしょうか?

しかし、なぜ好きなのかを説明して欲しいと言われても、意外と難しいことがわかります。私も自分の好きなブランドのどこが好きなのかを伝えるのは簡単ではありません。なんとなく好きなのです。

好きな理由を言えないのは、本当に好きだからです。

 

 

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