天才の証明 PROOF OF GENIUS 中田敦彦

  • 2019年7月6日
  • 2019年9月13日
  • 書籍

 

みなさん、こんにちは!

まな太郎(@manataro_blog)です。

 

「自分には、才能がない」

 

そう考えている方は、いると思います。
私自身もそうでした…

 

そんなあなたに、ぜひ、読んでいただきたい

今日の一冊はこちらです。

 



オリエンタルラジオのあっちゃん、中田敦彦さんの書籍です。

 

本書では、中田敦彦さんが、
ご自身の芸能活動を通して、培った経験をもとに、

才能の見つけ方や向き合い方について、戦略的に述べられています。

 

 

この本を読んでもらいたいのは、

自分には才能がないと思っている人。

 

読む必要がないのは、

自分の才能を自覚している人です。

 

それでは、3つのポイントいきます。

 

3つのポイント

1.自分を分析せよ。

2.ルールを変えろ。

3.時代の流れを掴め。

 

自分を分析せよ。

 

「あなたは、自分を分析できていますか?」

 

ちか
分析?どういうこと?
まな太郎
分析をすることで
才能を見つけるのにゃ!

 

なぜ、自分を分析する必要があるのでしょうか。
それは、場所や環境によって、

評価される方法が、異なるためです。

 

たとえば、野球で有名なイチロー選手は、
野球という競技があるからこそ、世界的に評価されています。

 

今日からいきなり、サッカー選手として、活躍するのは無理があります。

 

これを、もっと身近なものに置き換えると、
学校のテストがあります。

 

英語のテストで、100点だった人が
数学のテストでは、0点だった。

 

これは才能がないといえるでしょうか。
いいえ、言うことはできません。
この場合は、
「英語は、得意だけど、数学は苦手だね。」と評価されます。
このように、同じ人物にもかかわらず、教科が違うというだけで評価が180度変わってしまうのです。
ちか
わたし、ほとんど赤点なんだけど…
まな太郎
ちかちゃんには、聞いてないにゃ。
ちか
おい。

学校のテストのように、見ることによって

自分の得意なもの苦手なものがわかると良いのですが、現実では、そう簡単ではありません。

 

「自分では、気づかない。」

 

それが、才能を見つけるのが難しい理由です。
なぜなら、自分にとってはあたりまえだからです。

 

あなたには、こんな経験がありせんか?
いつもと同じようにやったことが、相手から褒められる。

 

これは、相手にとって、あなたという存在が
あたりまえではないというメッセージです。

 

才能を見つけるためには、
さらに深く掘り下げる必要があります。

 

料理を例にとると、

・和食を作るのが得意なのか。
・洋食を作るのが得意なのか。
・スイーツを作るのが得意なのか。

 

もっと、細かく考えてみると、

・焼く作業が得意なのか。
・煮る作業が得意なのか。
・切る作業が得意なのか。

 

材料を目利きするのが得意な方もいるかもしれません。

 

ちか
わたしは、
カラオケで高得点取るのが得意かな。
まな太郎
それも、立派な才能なのにゃ!

 

自分ができることを深く掘り下げることによって、
才能を見つけることができるのです。

 

中田さん本人も、才能について、述べられています。

 

でも10年を経て気づきました。漫才には向いていない。そして、捨てました。

出典:天才の証明(中田敦彦)p6

ルールを変えろ。

 

「あなたは、ルールを守りますか?」

 

私たちには、すでに、価値観が形成されています。
それは、ルールという名で、私たちを縛り上げます。

 

ちか
ルールって、校則のこと?
まな太郎
それも当てはまるにゃ!

 

自分を変えずに、ルールを変えることによって、
才能を活かすことができるのです。

 

なぜなら、前のポイントで述べたように、
数学というルールで評価されなかった人が、
英語というルールでは、評価されたように、

 

1つの枠組みから、別の枠組みへとルール変更することで、自分の得意を見つけて、才能を開花させることができるからです。

 

そのために、必要なことは、

「好き」という感情にあるといいます。

 

好きという感情があったからこそ、努力することが苦ではなく、楽しいものとなる。

 

だから、「好き」こそが最強なのだと述べられています。

 

ちか
わたしは、
コスメとか集めるのが好きかも。
まな太郎
好きだからこそ、
追求することができるにゃ!

 

さらに、欠点が長所になることがあります。
欠点というのは、他人とは違うということ。

 

つまり、相手にとって、
あたりまえではないのです。

 

この点について、中田さんは、相方である、
藤森慎吾さんのエピソードとともに解説をされています。

 

ここまでを振り返ってみると、才能がある人というものは、相手からみて、希少価値をもった人間なのではないかと考えられます。

 

テストで、100点を取ることも才能の1つです。
しかし、一人だけ0点を取るのも才能の1つなのです。

 

わたしが、好きなメッセージの1つに、

 

「優れるな、異れ」

 

という中田さんの言葉があります。

 

優れているから才能があるのではなく、

異なることが才能があること。

と考えることができるのです。

 

まな太郎
人とは、違うものがある人間が
才能を持っていると言えるのにゃ!
ちか
わたしにも何かあるかな…
まな太郎
ちかちゃんは、
人より力が強いのにゃ!
ちか
あんた、バカにしてるでしょ?
まな太郎
そ、そんなことないにゃ!

 

優れていることも、言い換えれば、人とは違う点がある。と捉えることができます。

 

才能の本質とは、「異なること」であると、
この本を書かれた、中田さんからの熱い想いが伝わってくるのです。

 

時代の流れを掴め。

 

「空気を読むことは大切です」

 

あなたは、言われたことがありますか?

 

ちか
空気を読むのは、大事なことでしょ。
まな太郎
なんで、大事なことだと思うのにゃ?
ちか
だって、空気を読まないと
仲間外れにされたり、
バカにされたりするじゃん。

空気を読まないと、人からのバッシングを受けることがあります。
この事について悩みを抱えている方は、いるのではないでしょうか?

 

「みんなと同じようにしないと…」

「わたし、空気を読めてるよね…」

 

悪気はないのに、場の雰囲気をダメにしてしまった。
わたしにも、そのような経験があります。

 

空気を読むのは、難しいですよね。
その気持ち、すっごくわかります。

 

ここで、1つの疑問があります。

 

日常的に、このメッセージが溢れていますか?

 

はい、その通りです。

 

さほど、公言がされていません。

 

これは、空気を読むことについて、空気を読むという
皮肉な状況になってしまっているからです。

 

つまり、空気を読むのが、あたりまえであり、読まない人は、批判されるようになっています。

 

ここまで、読んでいただいた方なら、もうすでにお気づきだと思います。

 

空気を読む=あたりまえ

という考え方がある一方で、

 

空気を読まない=あたりまえではない
あたりまえではない=希少価値がある
希少価値がある=才能がある
以上のことから、

 

空気を読まない=才能がある
と導き出すことができます。

 

本書では、中田さんが芸能活動において、
空気を読むという行為が、どのような結果となったのか。

 

空気を読まないことに関する考え方を述べられています。

 

ただし、空気を読まないというのは、

 

相手をないがしろにするのではなく、
主張をはっきりとさせて、自分の発言に責任を持つこと。

 

これが大切です。

 

まな太郎
空気を読まないということは
責任を持つということなんだにゃ。
ちか
責任なんて、持ちたくないんだけど。
まな太郎
だから、空気を読まないことも
難しいとされているのにゃ。
ちか
言われてみれば、そうね。
そしてさらに、本書では、流行を敏感に察知し、
時代を掴むためにはどうするべきか。
中田さんの具体的な行動の結果をもとに知る事ができます。
たとえば、SNSとの向き合い方についてです。
PERFECT HUMANに関しても、SNSを使って、
アプローチをした方法について述べられている部分があります。
時代が変化するとともに、価値観も変化する。
言い換えると、時と場合によって、評価される才能が異なる。
この点については、先ほども述べました。
では、そのような世の中で、時代を掴むにはどうすればいいか。
音楽活動についての取り組み方など、
中田さんの戦略的な考えを垣間見ることができるようになっています。

まとめ

 

いかがでしょうか。

「中田敦彦さんといえば、オリエンタルラジオ」というイメージから一変して、芸人という枠を超えた、多彩な活動をされている方であると

お伝えできたと思います。

 

最近では、YouTubeにおいて、ご活躍もされています。

 

他にも書籍を執筆されているので、
また紹介をさせていただきたいと考えております。

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

今日のひとこと
「異なることは、天才の証」
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