みなさん、こんにちは!
まな太郎(@manataro_blog)です。
今回、紹介させていただく本はこちらです!
この本を読んで、得られるものは、
「7回読むというシンプルだが強力な勉強方法」
この本を読まなくていい人は、
自分だけの勉強方法を確立している人
です。
著者の山口真由(やまぐちまゆ)さんを知っている方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか?
テレビのクイズ番組などに出演されていたのを
私も拝見させていただいたことがあります。
そこで、山口さんが一体どんな人物なのかを、
今一度、振り返って見たいと思います。
〈著者略歴 〉山口真由 (やまぐちまゆ ) 1 9 8 3年生まれ 。札幌市出身 。筑波大学附属高等学校進学を機に単身上京 。 2 0 0 2年に東京大学に入学し 、法学部に進み 、 3年次に司法試験 、翌年には国家公務員種に合格 。また 、学業と並行して 、東京大学運動会男子ラクロス部のマネ ージャ ーも務める 。学業成績は在学中 4年間を通じて 〝オ ール優 〟で 、 4年次には 「法学部における成績優秀者 」として総長賞を受け 、 2 0 0 6年 3月に首席で卒業 。同年 4月に財務省に入省し 、主税局に配属 。主に国際課税を含む租税政策に従事 。 2 0 0 8年に財務省を退官し 、 2 0 0 9年に弁護士登録 。現在は主に 、企業法務を担当する弁護士として活動するかたわら 、テレビ番組や執筆等でも活躍中 。著書に 『天才とは努力を続けられる人のことであり 、それには方法論がある 。 』 (扶桑社 )がある 。
東京大学 首席 財務省 弁護士
これらのワードを見ると、とてつもない才能を持った方だとお伺いすることができますよね!
私たちとは、住んでいる世界が違うような…
そんなイメージさえも抱いてしまいます。
しかし、最初に結論を述べさせていただきますと、
彼女は、世間一般でいう抽象度の高い天才などではなく、
努力の天才なのだと本書を読まれた方は、
実感することができると思います。
そこで、本書のうち、3つのポイントを
お伝えしたいと思います。
3つのポイント
1.著者の勉強ヒストリー
2.「7回読み」の勉強方法について
3.メンタルコントロール術
著者の勉強ヒストリー
みなさんは、いつ頃から勉強しようという
意識を持っていましたか?
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本書では、山口さんがこれまでに、
どのように勉強に対して取り組んで来られたのかについて、
述べられている部分があります。
そのとき 、私は初めて 、妹以外のライバルを明確に意識しました 。 1番を取った同級生を意識して 、 「もうちょっと頑張れば 、この人より上に行けるかも 」と考えたのです 。
(本文より引用)
ライバルの存在
それが、山口さんが自分の意思で勉強を始めるきっかけになったそうです。
あの人に勝ちたい!
1番になりたい!
勉強に限らず、誰しも一度は、
考えたことがあるのではないでしょうか?
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ここで、引用させていただいたのは、山口さんが、
中学生の頃のエピソードでしたが、
小学生の頃から、社会人になられるまでの
勉強に対する向き合い方が、当時の経験をもとにして語られています。
そして、私が一番、衝撃を受けたのは、
勉強は、全然好きではなかったということです。
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勉強は、あくまでも目的のための手段であり、
必要最小限の努力で、目的を達成することを考える。
山口さんは、この本を通して、
目的を達成するための戦略的な勉強方法を、
読者に伝えたいという意志を持っていらっしゃるのだと、考えられます。
「7回読み」の勉強方法について
本書の重要なポイントである「7回読み」
についてですが、詳細に段階を踏んで、解説がされています。
例えば、
1回目は、…して。2回目は、…して。3回目は…
といった具合にです。
ただ、ひたすら、7回読むだけの勉強法かと思いきや、
しっかりと回数ごとに
やるべきこと、意識するべきこと
が丁寧に説明されていて、実践するだけであれば、
誰もができるようになっているものだと思われます。
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簡単そうじゃん!
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さらに、読むだけでは、勉強することが困難と思われる
数学や、英語について、
この「7回読み」を使った方法を、
丁寧に説明されていて、応用力もあります。
そして、しっかりとした根拠・理由をもとに、
「7回読み」の有効性について、述べられた箇所があります。
「 7回読み 」は何度も通読しているので 、平読み 1回よりも記憶への定着度が断然強いのです 。
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私は、この「7回読み」は、
勉強だけではなく、日常の読書にも利用できると考えることができました。
メンタルコントロール術
本書では、主に、
勉強について、書かれているのですが、
ただ、機械的に勉強するのではなくて、モチベーションをどのように維持するべきかを
重視されていることが理解できます。
それが、メンタルコントロール術です。
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やる気がでないわよね…
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しょうがないでしょ。
ここで、私が取り上げたいのは、
友達から、誘ってきたときだけ遊ぶ
といった考え方です。
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遊ぶということについても、
合理性を持たせるということです。
つまりは、自分の中でルールを作ること。
そして、ルールには抜け道を作っておくことが
重要だと著者は、述べています。
ある程度の余裕を持たせたルールにすることで、
八方塞がりになるのを防ぐことができると考えられています。
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そしてさらに、
本書では、メンタルコントロール術として、
罪悪感を無くすことを推奨しています。
つまり、時間を無駄にしてしまったことや、
スケジュールに遅れが出てしまった時に、
罪悪感を抱かないようにする。
未来志向が、モチベーションを維持するのに
役に立つとしています。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
東大首席と聞くと、生まれ持った天才。
私たちとは、生きている次元が違うという
勝手なイメージとは、裏腹に努力を地道に積み重ねて来られた方。
山口真由(やまぐちまゆ)さんは、努力の天才。
といっても、過言ではないと考えられます。
ぜひ、読者の皆様にも、
「7回読み」の勉強法を知っていただきたい!
そう考えております。
最後まで、読んでいただいて、ありがとうございました。