無駄にならない読書法

  • 2019年9月9日
  • 2019年9月18日
  • 書籍

 

「本を読んでも変化がない」

 

みなさん、こんにちは!まな太郎です。

 

あなたは、本を読みますか?

本を読んで、良かったと思えますか?

そう思うことができないのであれば、

読書のしかたに問題があるかもしれません。

 

たくさん読んでも、現実が変わらない。

本を読む意味がわからないといった感想を持ってしまいます。

それでは、もったいないです。

 

そこで今回は、なんとなく本を読んで、満足した気になるのを避けるために、具体的な読書方法を教えてくれる一冊を紹介いたします。

 

 

こんな人にオススメ!

・本を読むのが苦手

・読むことが身になったと思えない

・時間を無駄にしたくない

 

本と向き合うことから始める

 

受動的に本を読むのではなく 、本と対話 ・議論しながら 、能動的に本を読みます 。

 

本を読み終わったあとに、なんとなくわかった気になってしまっていませんか?それを確かめるには、要約をひとことで言えるかどうかです。

この本では、結論として何が言いたかったのかを明らかにすることができないときは、あやふやな読書になっています。

これを解決するには、主張を理解する必要があります。

本というのは、著者が自分の考え方を世界に伝えたいという想いによって、つくられています。

ですが、ただ主張を伝えるだけでは、説得力がありません。なので、次に根拠となるデータや信頼できる他の本から情報をひっぱってきます。

こうすることで、主張が自分勝手なものではないということを証明するのです。さらに、例示というものがあります。

例示は、たとえ話です。主張を伝えて、根拠があるのを提示しても、理解してもらうためには、まだ十分とは言えません。

だから、読者にとって、身近な話題やみんなが知っているようなストーリー、有名なキャラクターなどを用いて、話をわかりやすくするのです。

読者が注目するべきなのは、主張です。

でも、主張→根拠→例示によって、構成されているのだから、根拠や例示が重要なのでは?と感じる方もいるかもしれませんが、主張が一番大切です。

根拠や例示は、主張が存在するための要素にすぎないのです。

主張を理解し、本の内容を短くまとめることで、分かった気になって終わってしまう読書を防ぐことができるのです。

 

同時に読むことで効果が増大する

 

本というのは 1冊ずつではなく 、同じ分野の本をある程度いっぺんに読んだほうが 、得られるものが多い

 

本は同時に読むことで、効果が大きくなります。

それは、同じジャンルでも、違った主張を知ることができるからです。

例えば、ある本では、A。もうひとつの本では、Bが正解だとしている2つの本があるとします。

正解は、どちらなのか。悩んで、一生懸命になって考えます。その行動こそが、頭を働かせて、読書効率をアップさせるのです。

わたしも、知識をインプットしようとするときは、同じジャンルの本を並行して、読むようにしています。

「あの本で書いてあったことが、この本にも書いてある!」

というように、復習をすることにも大きな意味があります。

また、違いを知ることで、どちらの主張が正しいと言えるかを考えます。そうした結果、思考するチカラを鍛えることができるのです。

 

アウトプットは最高の読書方法

 

こちらから著者に何かを投げる 、つまり 「アウトプット 」をすることで 、読解力も向上し 、知識を自分のものにすることもできる

 

これまでに、インプットの話をしてきましたが、ここでは、アウトプットについて考えてみます。

結論から先に言うと、アウトプットは最高の読書方法です。

なぜなら、書く、声に出すといった行為は、知識を定着させることを助けてくれるためです。

わたしも、ブログを書くことによって、自分が読んだ本をアウトプットしています。その結果、インプットのみの読書方法に比べて、格段と知識を身にできることを実感しています。

アウトプットに関しましては、こちらの記事に詳しく書いておりますので、参考にしていただけると幸いです。

わたしの1番のオススメは、人と話すことです。

ブログを書いているのに、なぜ?と思われた方もいるかもしれませんが、これには、ちゃんとした理由があります。

人と話すときは、相手の声や表情、服装など、記憶として定着させるのに最適な要素がたくさんあります。なかでも、注目するべきは感情です。

昔、あの人と話したことが楽しかった。幼い頃の記憶や、学生時代について、こう感じることはありませんか?

何年も前のことなのに、不思議といつまでも覚えている。初恋の相手や青春を忘れられないのは、感情を大きく揺さぶられたからです。

泣いたり、笑ったり、怒ったりしたからです。

私たちは、感情とセットで記憶をするのが得意です。反対に、感情が動きにくいテストのための暗記や退屈な話は、頑張って覚えようとしても、なかなかできません。

ブログを書いているときは、泣いたりしませんし、怒ったりもしません。笑いながらやっているのを側から見ると、けっこうヤバイ人です。

自分の考えを伝えることで、相手の反応や言葉を受けます。

「それは、違うよ」と反感を持ったり、逆に、「なるほど、そんな考え方があるのか!」など感情が動きます。

だからこそ、人と会話をすることがオススメのアウトプットなのです。

 

結論

「知識を定着させるためには、本と向き合うことから始めよう」

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