みなさん、こんにちは!
まな太郎(@manataro_blog)です。
今回、紹介させていただく書籍は、こちらです。
この本を読んで得られるものは、
事実をもとに、
世界を正しく見る力
です。
この本を読んで欲しい人は、
自分の常識は、
絶対に間違っていない。
そう断言できる人です。
本書に記載されている、
13の質問に、全問正解できたのであれば、
あなたは、この本を読む必要はありません。
ちなみに、私は、4問だけでした。
本書では、
私たち人間が、本能的に、
ついつい思い込んでしまう原因を突き止めます。
そして、思い込みを乗り越えて世界を正しく見るには、
どうしたら良いのかについて述べることからスタートします。
では、要点をピックアップして、
本書の内容をお伝えしていきます。
第1章 分断本能 「世界は分断されている」という思い込み
物事を理解する方法の一つとして、
2つに分けるというものがあります。
例えば、
先進国と途上国。豊かな国と貧しい国。
私たちと、あの人たち。
一見すると、わかりやすく理解する方法として、
優れていると考えられますが、
この方法の、どこがダメなのでしょうか?
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陰キャと陽キャでしょ?
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ここでの、ポイントは、
2つのうち、どちらにも属さないもの(こと)
は、どのようにして考えれば良いのかということです。
本書では、2つに分けることをやめて、
4つのレベルで考えることを推奨しています。
そうすることで、4つのレベルの中で、
多くの人が属しているレベルを理解できます。
私たちが、豊かな国と貧しい国として、
分断していたのにもかかわらず、
実は、どちらでもない国が、大半であるということを
データを基に、解説しています。
結果として、物事は、容易に2つに分けることが
出来ないのだと考えることができます。
分断本能を理解するには、
大半の人がどこにいるのかを探すことが重要だと、
筆者は述べています。
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属さない人っているわね!
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傷つけないでにゃ…
第2章 ネガティブ本能 「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み
あなたは、こんな思いをしたことはありませんか?
「世界は、どんどん悪くなっている。」
ニュースを見ると、悪い出来事がたくさん起きている
ように思えてきますよね。
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貧しい人たちは、どんどん貧しくなっている。
このまま、世界は、どこに向かって行くのだろうか…
私も、そう考えていました。
ですが、本書では、
世界は、みんなが思っているよりも悪くなっていない。
むしろ、良くなっている。
ということをデータを基に解説しています。
その中の一つとして、
減り続けている16の悪いこと
増え続けている16の良いこと
のグラフを読者に見せることで、
もちろん、悪くなっていることもあるけど、
良くなっていることもあるよ!
と、理解させてくれます。
悪い事と良い事は両立するのだと筆者は述べています。
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悪いことばかりではないのにゃ。
では、なぜ、私たちは、ネガティブになってしまうのか。
それには理由があります。
それは、物事をドラマティックに見てしまいがち
だということです。
そのような、ネガティブ本能を抑えて、
世界を正しく見るには、
悪いニュースは、広まりやすい
ということを心に留めておくことです。
第3章 直線本能 「世界の人口はひたすら増え続ける」という思い込み
ここでは、世界の人口が、
どのように増えてきたのかを、歴史を振り返って、
考えています。
実際にグラフを見ると、わかるのですが、
ここ最近の人口増加のスピードは、凄まじいものです。
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ヤバイんじゃないの?
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では、この速度のまま、人口は増え続けるのでしょうか?
答えは、NOです。
本書によると、人口は100億人から120億人で、
安定すると見られていると言います。
直線がどこまでも、続くわけではないということを
理解するために、わかりやすい例として、
身長を取り上げています。
皆さんが、身長が伸びているといった実感をされたのは、
いつ頃でしょうか?
成長期と呼ばれるものです。
大人の方は、体感していると思いますが、
身長が伸びるスピードは、
ずっと、同じではなかったですよね。
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少し伸びたかな…
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小さくても、大丈夫にゃ!
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そんなわけないのにゃ!
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3m、4mになるわけないし。
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もし、そうなったらボクが駆逐するにゃ!
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こう考えることが出来れば、
グラフの直線は、そのまま伸び続けるという、
勘違いをすることがなくなります。
まとめ
物事を理解するには、思い込みを捨てよう!
データを基に、正しく世界を見よう!