100円のコーラを1000円で売る方法

 

 

みなさん、こんにちは!

まな太郎(@manataro_blog)です。

 

あなたは1000円のコーラを買いたいと思いますか?

え、高すぎるでしょ…と思ったそこのあなた!

 

もし、あなたがコーラには100円の価値しかないと考えているのであれば、今回の記事によって新しい発見をすることができますよ。

 

 

 

 

こんな人におすすめ!
・マーケティングを理解したい
・価値を提供する方法を知りたい
・売り上げをアップさせたい

100円のコーラを1000円で売る方法

 

企業は顧客に商品の価値を提供し、顧客が価値への対価を払うことで企業は存続でき、価値を提供し続けられるのです。

 

企業が存在することができるのは、顧客であるお客様がいるからです。お客様に価値を提供して対価をもらうことで経営を続けることができるのです。

たとえば、飲食店などのサービス業では、お客様に料理を提供したり、空間を楽しんでもらうことで経営が成り立っていますよね。

ここで先ほどの1000円のコーラを購入するかどうかについて、わかりやすく具体例を挙げてみましょう。

あなたは喉が渇いて仕方がありません。歩いている途中にお店がなく、他の人も誰一人として見かけることができない状況で、自動販売機を見つけました。

自動販売機には、コーラのみが売っており、値段はなんと1000円!あなたは、喉を潤すためにコーラを購入するでしょうか。

喉がカラカラでこれから先、いつ飲み物を手に入れられるか分からないのであれば、購入をする方もいるでしょう。

もっと身近な例であれば、富士山の自動販売機の価格設定です。

100円で買うことができる水が300円で売られていても、購入する人はいます。

このように、現実ではあり得ないと思われる価格設定でも、状況が変われば、購入を決断する人は一定数現れるのです。

つまり、富士山を登っているときには、高い値段の自動販売機でも、それ相応の価値があるとされているのです。

売り上げをアップしたいのであれば、自分が提供できる価値とは一体どんなものであるのかを再認識するといいでしょう。

自分が提供できる価値を知るためには、お客様にアンケートを取ることなどで感想を述べてもらう工夫をするのがおすすめです。

 

気付かぬ課題を解決するべし

 

私たちは、「顧客の言いなりになる」のではなく、顧客が気づかない課題を考え、解決策を創造することが求められているのです。

 

顧客の要望に応えることがすべてではありません。要望に応えることに加えて、さらなる付加価値を与える必要性があるのです。

なぜなら、お客様が望んでいるものを満たすのは、最低条件だから。

お客様が支払った対価以上の価値を提供することで、さらなる価値を創造することができます。

あなたは、お店に行ったときに、丁寧な対応をする店員の方を見て、とても深い感謝の気持ちを持つことはありますか?

店員の方が丁寧な対応をするのが当たり前だと思っているのだとすれば、感謝の気持ちが生まれてこないかもしれません。

一方で、丁寧な対応に加えて、自分が気づいていなかった問題点を解決してもらえれば、嬉しい気持ちになるでしょう。

たとえば、携帯のプランを変更したいと考えているときに、もっと安くなるプランやキャンペーン情報でお得になるのだと知ることができれば、店頭まで足を運んだ苦労が報われると感じられますよね。

このように、お客様お一人では気づくことができなかった問題の解決策を提案できれば、顧客満足度が高いサービスとして認めてもらえるようになるでしょう。

 

値下げをしても価値は生まれない

 

値引き販売は即効的な効果があります。しかし優良顧客が去り、値引きを期待する顧客が集まり、企業の体力は徐々に失われます。

 

商品やサービスが売れないからといって、すぐに値引きをしようとするのは良い方法ではありません。

その理由は、安さだけを求める顧客が集まることで、安いことが価値になってしまうからです。

安い値段を求めるお客様は、他にもっと安い商品が現れると、そちらへと簡単に移ってしまいます。

安さで勝負するには、十分に持続できる体力が必要になるのです。

またいくら体力があったとしても、コスト(費用)を下げるのには限界があります。

価格(売る値段)から費用を引いたものが売り上げになるので、費用が上がれば、売り上げが減ってしまうのです。

値段を必要以上に安くすることで、企業は疲れ切ってしまいます。牛丼屋などのファストフードでは、他の店よりも値段を安くすることで差別化をしようとしました。

しかし、その結果は価格下げ競争へと繋がってしまったのです。

 

顧客の段階を把握する

 

商品の普及状況で顧客の行動が違うので、マーケティング戦略も普及段階に合わせて切り替えが必要です。

 

商品を購入する方の中でも、いくつかの段階があります。みんなが同じタイミングで同じ商品を買うわけではありませんよね。

たとえば、米アップルがiPhoneを販売した当初、いち早く手に入れようとしたのは一部のユーザーでした。

商品がまだ広く知れ渡っていない場合は、最初から購入しようと決める人は少ないのです。

まずはとにかく買ってみようとする消費者が買い始めて評判を聞いた人々が次々と買い始めるといった過程になります。

あなたは、最新技術の商品を購入されるでしょうか?新しいモノを買うのは勇気が要るかもしれません…

だからこそ、売る側の人たちは、お客様を段階に分けて商品を提供するのが売り上げをアップさせるための方法の一つになるのです。

 

結論

「新しい価値を生み出せば、100円のコーラは1000円で売れる」

 

 

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