ライフシフト 100年時代の人生戦略

  • 2020年1月17日
  • 2020年1月16日
  • 書籍

 

みなさん、こんにちは!

まな太郎(@manataro_blog)です。

 

新聞やニュースにて、人生100年時代と言われるようになってから、働き方や生き方そのものに対する考え方が変わりつつあります。

では、そのような現代ではどのように生きていくべきなのでしょうか。

そこで今回は、人生100年時代を生き抜くためのコツを教えてくれる本を紹介させていただきたいと思います。

 

こんな人におすすめ!
・人生100年時代を生きるコツを知りたい
・今のままで良いのか不安
・働き方を見直したい

 

同世代とは違う道を歩む

 

同世代の人たちが同時に同じキャリアの選択をおこなうという常識は、過去のものになっていく。

 

同じ世代の人と同じタイミングで学校に入り、卒業して、会社に就職して、決められた年齢で退職をして、引退後は余生を楽しむという人生設計は過去のものになっていくといいます。

なぜなら、長い人生を生きていくためには、今、通用している人生の送り方では対応することができなくなっていくからです。

人生100年時代では、65歳や70歳で引退した後に、約30年もの長い時間が残されるようになるのです。

今までの常識では、引退後の30年間にやることがなくなってしまいます。

同じタイミングで就職や退職をするというのは、もはや時代遅れなのです。

あなたは、退職後の30年間を何をして過ごそうと考えるでしょうか。

これから先は、80代で働いている方がいても不思議ではありません。

将来、自分が好きなようにするためには、しっかりと人生設計を組み立てていきたいですね。

 

無形の資産を作り上げよ

 

無形の資産は、それ自体として価値があることに加えて、有形の金銭的資産の形成を助けるという点で、長く生産的な人生を送るために鍵を握る要素なのだ。

 

お金や自動車、不動産など、目に見える資産を有形資産と呼びます。人々が働く理由は、これらの有形資産を得る必要があるとされているからです。

高い給料をもらって、高級自動車、高級腕時計を身につけて、高層マンションに住むことが幸せになるための方法であるとされている方もいらっしゃるかもしれません。

このような考え方は、有形資産だけを重視するものです。しかし、これからの時代は無形資産の存在が大切になってきます。

無形資産とは、目に見えない資産、人間関係や能力など、明確な価値を持たせることは出来ないものです。

無形資産に価値があり、大切なものであるとされている一方で、それだけでは不十分だとされます。

なぜなら、人間関係や友情だけでは生きていくことが難しいからです。

たとえば、「お金が必要ないなんてキレイゴトだ」と主張されるのは、この事実を知っているからこそでしょう。

しかし、これからの生き方では、有形資産に加えて、無形資産の価値が大きなものとなってきます。

時代の変化に対応しなければならないときに、お金やマンションが直接的には役に立ってくれないからです。

例を挙げると、あなたが就職してから一生懸命に仕事を覚えて、努力して数年後にようやく立派になれるとしても、身につけた能力が必要とされなくなってしまったら、そのさきはどうやって生きていけば良いのでしょうか。

対策としては、学び直す姿勢を持つことです。勉強といえば、学校でするものというイメージがある方もいるのではないでしょうか。

ですが、10代、20代で学校を卒業してから30代、40代、50代。

さらに80代90代になっても勉強によって能力を高めることで、人生を切り開くための道筋となるのです。

 

3ステージは時代遅れ

 

エクスプローラーはいつの時代にもいた。生涯を通じて探検と旅を続け、新しい経験を追求し、3ステージの人生から脱しようとする人たちは、いまはじめて登場したわけではない。

 

みんなと同じように就職して、退職する以外の道はあるのでしょうか。

本書ではいくつかの道が示されていますが、一つだけを取り上げてみます。

教育、仕事、引退の3つのステージを過ごすことが当たり前とされている現代で、それらのステージから脱しようとするのがエクスプローラーです。

エクスプローラー(旅をする人)をもっと現実的に言い換えれば、海外で働いているフリーランスなどでしょうか。

海外に出てみることで、新しい経験をして、無形資産を作り上げることができるという一面があります。

貴重な経験や知識は、他の誰も奪えない、あなただけの特別な資産になってくれるのです。

でも、現在働いている環境を抜け出すのは簡単ではないですよね。

そこで、あなたが今すぐにできることはあります。

人生には3ステージ以外の選択肢もあるのだと知っているだけで、視野を広げて物事を見れるようになるのではないでしょうか。

たとえば、旅をしないにしても、在宅で仕事を受注する人もいますよね。

その人だけが持っている能力が必要とされているからこそ、このような働き方が成立しています。

誰かが代わりをすることができないスキルがあれば、それがあなただけの強みになってくれるでしょう。

 

結論

「無形の資産を構築し、自分だけのスキルを磨き上げよう」

 

運営者のツイッターはこちら